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声域を広げる練習

歌う際は、自分の体を使って音を出していく形となります。

そのため歌において出せる『声域(=声として出すことができる最高音から最低音までの範囲)』は、その人自身の骨格や体型などによって変わってきます。

基本的には骨格や体型を変えない限り、声域はほとんど変わりません。

しかし体の使い方を変えることで、多少声域を広げたり、安定して出せる音域を増やしたりすることができる場合もあります。

 

安定して出せる声域が広がれば、余裕をもって歌うことができる範囲も広がることから、より高度な表現ができるようになるでしょう。

そして歌を担当する全員の歌声が合わさったハーモニーである合唱は、1人1人の歌声が相性の良い響きを出すことが求められます。声域が広がると、それだけ出すことができる歌声のバリエーションも増え、他の方の歌声と合わせやすくなってきます。

 

<声域を広げる練習例1>

まずは自分の声域を把握しましょう。

キーボードなどで1音ずつ順番に鳴らしつつ、同じ音が出せるかどうかチェックしていくのが、1番原始的な方法です。

また最近では各種動画サイトなどにアップされている映像を利用したり、アプリを使ったりなどでも簡単に声域をチェックできるようです。

 

自分の声域を把握できたら、次は最高音より1音高い音を出せるよう練習してみましょう。

それができたら、さらにもう1音高い音を……というように練習していきます。

最低音についても同様に、1音ずつ低い音が出せるよう練習します。

 

声域を広げるのは、人によっては難しい場合もあります。

結果がなかなか出ずともあせらずに、毎日少しずつ練習を重ねていくことが必要です。

 

また声域を広げるということは、自分の限界に挑戦することでもあります。

負荷をかけ過ぎてしまうと、喉などを痛めてしまう可能性も高いです。

決して無理をせず、練習はほどほどに行うようにしましょう。

合唱に向いた姿勢

素晴らしい合唱をするためにまず必要となってくるのは、『姿勢』です。

合唱に向いた姿勢で歌うと無理なく体を使うことができ、良い歌声を出すことにつながります。

 

まずは下半身で体を支えるイメージを作ります。

足は肩幅ぐらいに開きます。

これが一番歌いやすい足の開き方だと言われています。

膝は伸ばしきる直前ぐらいの、自然にリラックスした状態にします。

逆に曲げすぎると無理な力が入ってしまうので、気を付けましょう。

 

体の重心は、前後や左右に傾き過ぎないよう、太ももで上半身の重さを支え、足の裏に均等に体重をかけるような意識を心がけます。

ただし左右で足の長さが違う場合など、必ずしも左右対称=正しい姿勢とは限りません。

立った際に無理な力が入らないかどうか、長時間リラックス状態を保てるかどうかを基準にしつつ、自分にとってベストな姿勢を探っていきましょう。

 

下半身がしっくりとなじんできたら、続いて上半身の姿勢作りをしていきます。

 

肩や腕の力をぶらぶらっと抜いて、上半身がリラックスした状態を作ります。

続いて頭や腰などの上半身の中心部のパーツがが下半身の上にまっすぐと置かれ、頭の頂点から吊られ引っ張られているような感じをイメージします。

反り過ぎたり猫背になったりしてしまうと、お腹をうまく使えなかったり体を痛めてしまう恐れもあります。

呼吸を圧迫されない姿勢かどうかをこまめにチェックしつつ、腰やお腹や肩の位置を探っていきましょう。

 

猫背になりやすい人の場合、ほんの少しだけ上半身を起こして肩を後ろに開くような感じをイメージするとよいかもしれません。

この場合も、反り過ぎないよう注意しましょう。

この状態が合唱向きの姿勢となります。

ただし長時間この姿勢を保つには、慣れも必要となってきます。

また正しい姿勢をキープしているつもりでも、いつの間にか崩れてきてしまう可能性もあります。

出来る限り姿勢をキープできるよう、時間をかけて繰り返し練習し慣れていきましょう。