合唱に向けて

合唱に向けて

ここまでの記事では、合唱の一メンバーとして、正しい発声をするための基礎について述べてきました。できれば毎日、少しずつでも、以前の記事で示しておいた発声練習を繰り返しおこなって、意識せずとも美しく正しい発声ができるようになりましょう。

さて今回は、歌うこと全般での心がけからより踏み入って、合唱という特定のジャンルについてのポイントを、いくらか細かく検討していくことにしましょう。

まず、合唱のいくつかの編成の分類です。

合唱の編成において区別されるのは、性別(女声・男声・混声)、音域を幾つのパートに分けるか(二部、三部、四部)、伴奏の有無(伴奏合唱、無伴奏合唱)という点です。

主な合唱の形態を見てみましょう。

・  女声三部合唱

女性のメンバーからなり、音域を三つに区分します。高音域を「ソプラノ」、中音域を「メゾソプラノ」、低音域を「アルト」とするのが一般的です。

・  混声四部合唱

男女ともに混在するメンバー構成です。男声の高音域を「テノール」、低音域を「バス」とするのが一般的です。女声で「ソプラノ」「アルト」を、男声で「テノール」「バス」を担当し、合計四つの音域が合わさって、一つのハーモニーを表現するものです。

・  男声四部合唱

男性の高音域と低音域、「テノール」と「バス」とをそれぞれで高低に二分割し、高いテノールを「トップテナー」、低いテノールを「セカンドテナー」、高いバスを「バリトン」、低いバスを「バス」と呼びます。

もしあなたが合唱団の立ち上げに参加しているならば、最初は音程やリズムをリードしてくれるピアノなどの伴奏を伴っていた方が、やりやすいと言えるでしょう。メンバー内でのチームワークが取れ、音程やリズムが安定してきたら無伴奏に挑戦する、という方が無難であると思われます。

合唱を成功させるにはやはり練習が一番大事です。