パート決め

パート決め

合唱曲の分類が分かりましたら、各楽曲を構成するパートに、それぞれのメンバーを振り分けていくことになります。上記したように、三部、四部といったカテゴリーは、必要な音階を、その高低によって分けていくことを意味しています。男性は女性より低音が得意であり、女性は逆に男性よりも高音域が上手に出やすいという傾向があります。同様に、同じ性別の中でも、低音域が得意、高音域が得意というように個人差が大きくあります。この個人差に応じて、どのような位置のパートを担当させるのか、ということが最も重要な役割分けとなりますので、個人個人の特徴をよく理解した上で、それらを踏まえたパート決めが必要とされます。

全ての男女混合でのパートでカバーできる音域ですが、これは厳格な定義づけがなく、だいたい4オクターブ(ドレミファソラシが1オクターブ)の幅であるとされています。ですので、ソプラノ、バスなどのそれぞれのパートがカバーする音域もまた、明確な「1オクターブ目のドからラまで」といった定義がありません。

必要な音階を全てカバーできるように、パートの数で最低音階から最高音階までを割り出して、均等に振り分ける、というようなイメージで、最初は大丈夫かと思われます。

各メンバーで得意な音域を実際に歌いながら探していき、それに基本的に基づいて、パートの割り振りをしていきましょう。

バスは安心感を与えるような大柄な男性、ソプラノは反対にか細くて聴衆をうっとりさせるような女性……といったキャラクター性に基づく決定は、まずはしっかりと歌うことのできる音域を決定した後で、決定要因としましょう。

合唱を成功させるにはやはり練習が一番大事です。